まだ夢の途中(仮)

関ジャニ∞あれこれ

201807

怒涛の出演ラッシュが、

渋谷すばる関ジャニ∞としての最後の活動が終わった。

 

発表から約3か月。

あのとき、こんなに華々しく送り出してもらえるとはまったく思っていなかった。

契約満了でするっと出て行った人はすばるの他にもいたけれど、いくら冠番組が多いとはいえ、ここまで特集してもらって事務所やめるタレントっているだろうか。

まぁ、昨今は卒業だのなんだのにテレビ局が慣れてるっていうのもあるだろうけど…それにしても、だ。

普通に、ひっそりレギュラー番組から消えて終わりだと思っていた。

他のメンバーや事務所が企画したのか、テレビ局側が食いついたのかわからないけれど、どちらにしろありがたい。やはり何らかの儀式的なものはあったほうが整理がつく。

 

ラッシュが始まる直前でもなお、私はまだエイトの曲を聴くことができなかった。
クロニクルやペコジャニはともかくとして、音楽系の録画も、関ジャムも、見ることができなかった。

何の歌詞を聴いてもすばるに結び付けてしまいそうで怖かったからだ。

世代の差もあるだろうけれど、私は人前で泣いたり、泣いたことをおおっぴらに言うことを自分に許していないので、なるべく感情を左右するようなことは避けていた。

iPhoneのライブラリに入っていたドリカムを適当に聴いていたのだけれど、「朝がまた来る」とかを聴いてうっかり涙しそうになって、琴線がんがん鳴らしてくる曲ばっかなので、何を聴くにも危険じゃねーかとイヤになったくらいだ。

GR8ESTはもちろん買ってあったけれど、未開封のまま放置していた。

 

じりじりとラッシュに向かう前に、ヤスの体調に関する発表もあった。

背中と腰が長引いてるんだろくらいに思ってたのに、まさか開頭手術までしていたとは誰が予想しただろうか…だって、俺節もジャムツアーも普通にやってたように見えたし。

すばるのこともあって、ツアーのギリギリまで発表できなかったんだろう、隠していたことを事務所もヤスも謝罪していたけれど、その判断は私は正しかったと思う。だって、4月に発表されてもきっと我々は受け止めきれなかったと思うから。

無理してまで出て欲しくないと言っても聞くはずないのはわかる、まぁ正直今年じゃなければメンバーもスタッフも強引に止めただろう…出るのであれば本当に無理はできるだけしないでほしい…そもそも出るだけでも無茶だろうけど。

 

その上、あの豪雨だ。
自分が被害にあっていないとはいえ、記憶にないほどの広範囲の被害に言葉を失った。
募金だけはしたけれど、あとは祈ることしかできないのがもどかしい。
どうか、1日でも早く、まずはライフラインが復旧しますように。

 

そんなわけで、ほとんどのeighterがそうだろうけれど、私も同じくかなりぐちゃぐちゃな精神状態のまま出演ラッシュを迎えた。

すべての番組をリアルタイムで見た。普段ほとんどの番組を録画で確認するだけの私だけれど、今ばかりは生で見て、同時に何かを感じなければならないと思ったからだ。

どの番組でも、「最後の」と銘打って演奏があって…私にとってはかなり予想外だったのだけれど、涙を零すまいと必死に目を見開き、すさまじい形相で歌うすばるの姿があった。

正直、すばるがここまで感情を出すとは思っていなかった。「最後の」といっても本当のラストは関ジャムだし、それまでは淡々と終わるのかなと思っていた。が、自分で決めたことであっても、学ぶことを楽しみにしているのであっても、やはりすばる自身も淋しい気持ちがあるのかと…なんでやめちゃうんだよとかすかに思ったりもしたけれど、歳を食うと、決意と裏腹に感傷的になってしまう気持ちもわかるので、淋しいと感じてくれていることに少し安心したりもした。

 

そして迎えた、すばる最後の関ジャム。

前半のセッション振り返り、驚いたことに、メンバーが笑うのと同じく笑っている自分がいた。こんな時なのに、やっぱり、彼らの笑顔は自分のエネルギーなんだなと思った。

スカパラとのセッション。スカパラがメジャーデビューした前後に何度かライブにも行ったことがあって、それが今エイトとコラボするっていうのがとても感慨深い…っていう話を本当はブログに書こうとしていたのだけれど、結局それどころじゃなかった。当時からは結構メンバーが変わっているけれど、相変わらず谷中さんはカッコいいし沖さんはステキだった。

エイトのメンバーも、最後という感情はあれどもみんな楽しそうで…こんなしびれるセッションなのに、最初で最後になっちゃうんだな…としんみりしてしまった。

最後、すばると谷中さんが手を合わせたところで1回目の波が来た。
やりきったんだなと思った。

大阪ロマネスクの最後のフェイク。もうここを聴くことはないんだろうと…じわじわと、すばるが最後なんだという実感が湧いてきた。

 

LIFE。

どっくんの声が途絶えた時、ああやっぱり無理してたんだなと…あんなにすばるが大好きで尊敬していたどっくんが強気なことばっかり書いていたので、大丈夫かなぁと思っていたのだけれど、やっぱり、最後は思いが溢れてしまったんだなと思った。

涙したどっくん。
愛を隠さないマル。
穏やかにほほ笑むヤス。
宣言通り笑顔でいたたっちょん。
こらえきれないヨコ。
普段に徹しようとしたヒナちゃん。

そしてやっぱり、すごい形相のすばる。

 

最後のすばるの「eighter!」で、こらえていたものが決壊してしまった。

こんなに大好きな7人が、どうして。

ただただ淋しかった。でも、同時に、ちゃんと我々のことも忘れないでいてくれたこと、決して忘れないでいてくれること、おそらく厳しい道になるけれどそれでも行かなければならないと思ったこと、全部理解できた気がした。

成功しなかったら許さないと前回書いた気持ちは変わっていない。だから、いつか必ずまた会えるはず。

でも。

 

 

 

さよなら、関ジャニ∞のすばる。

忘れない。

 

 

 

ようやくGR8ESTを開封した。

すばるの声を聴くのはやっぱりちょっとくるものがある。でも、ライブまでもう数日だ。

今度は、新しい関ジャニ∞を迎える準備をしないと。

 

ジャムツアーのオーラスに入って、GR8ESTの初日に入れることはとてもラッキーだと思う。ヤスのことも心配であるけれど、今私にできるのはライブを楽しむことだと思うので、行けない人の分まで楽しんでこようと思う。