まだ夢の途中(仮)

関ジャニ∞あれこれ

GR8EST 札幌公演(ネタバレあり)

GR8ESTツアー、初日の札幌公演に行ってきた。

 

今回は、もともと別件で札幌に行く予定があったため、例の会見の前から札幌に行くことを決めていた。
いくらなんでも札幌第1希望で1枚で外れるわけないだろーと思って飛行機やホテルも予約してしまったのだが、まさかの展開で当たるまではヒヤヒヤしていたものの、無事当選していてほっとした。

 

そんなわけでその別件があったので、帰京したのが昨日だったわけで、かなり時間のたってからのレポになってしまった。

 

(今回ばかりはネタバレしないで感想を書くのは不可能に近いので、容赦なく曲名も書きます、ごめんなさい。ネタバレ絶対イヤな方はここらでお引き取りください。)

 

関ジャムのあと、これからどうなるのか、期待と不安とさみしさと、変な緊張があって1週間あまり眠れないまま当日を迎えた。

飛行機やホテル(のあまりにもすさまじい値段)の都合で当日入りし、心のざわつきはそのまま、開演を待った。

ちょっと押していて、それでもエイトコールはいつもよりもかなり大きかった。多分、私がライブに参加するようになってから最大だったと思う。もっと大きな味スタもあったし、もちろん東京ドームよりも狭いのだが、やはりこの日はみんな特別な思いで迎えていたんだろう。

 

謎のOPムービーが終わって、メンバーがステージに出てきた。

 

1曲目、「応答セヨ」。

7人最後のライブで最後に歌った曲から、6人最初のライブが始まった。

去年のオーラスも入っていたので…ああ、あの時はこんなこと思いもしなかった…とちょっと思い出した。

 

でも、湿っぽいことを思ったのはそれくらいだった。

始まってしまえば、やはりそこには関ジャニ∞がいて、最高に楽しいライブだった。

歌割がどう変わるのかどきどきしていたのだけれど、だんだん期待のほうが大きくなってきて、こうきたかー!とか、やっぱりなー!とか。セットリストも、「NOROSHI」をこんな前半でやる?とか、クロニクルでとっさにできたのはリストに入っていたせいなのかと「Heavenly Psycho」で思ったりとか、まさかやると思っていなかった「BJ」にびっくりしたりとか。どっくんがものすごくがんばってるのはわかったけど、相変わらず曲振りが不器用すぎるのに笑ったり、思いもしなかった曲がバンドに代わっていたり。

そしておそらくほとんどの方が仰天したであろう「ズッコケ男道」。ロマネを除けばズッコケがいちばん大幅に歌割が変更されていたのではなかろうか。大部分がヨコに割り振られていた。単に歌うだけでなく、楽器の後ろから前に出てきて客を煽ったりしていてびっくりした。私がライブにくるようになった時にはすでにヨコはパーカッションの後ろにいるのが常だったので、バンドスタイルなのに前にいるヨコはとても新鮮だった。

 

このへんまでくると、ああ今回も前半バンドで固めたのかな、まぁヤスの負担考えたらそのほうがマシかな…と思っていたらその通りだった。「LIFE」はさすがにまあ、ぐっときた。こんな前半でやられたらうちらがもたんわとちょっと思ったりもしたけど、ここでやるしかないし。

MC始まってすぐヤスが引っ込んで休憩したのも、みんな普通にバイバーイ!って送りだしていたし、本当に、事実を知っているということはこんなに気の休まることなのか、と思った。知らないでやられたらキツいよな…。知っているからこそ、みんな休め休めって思えるし、ヤス自身もそれに甘えやすいと思う。

 

MCの内容はあちこちにレポが落ちてるので、ここでは割愛するとして

(ヨコヒナ好きとしてはひえーって思ったよ!それはそれはもう!)

 

ソロ&ユニットはやると思っていなかった。

8ESTでやったし、十祭でもシャッフルやったからありえなくはなかったけど…しかし3回とも出てくるtornの強さとは。いやまあ十祭はヨコヒナだったけど。なんだかんだみんな好きだしいい曲だしいい振り付け。

ここもヤスが長い時間休めるようにしてるんだろうと思ったけど、ヒナちゃん1人でまたラストで、たまには昔のソロとかやってくれても…と思ったけどKINGだった。私はKING結構好きなんだけど。こないだのイフオアであの曲の替え歌やったせいかなんか歌詞がまざってた気がする。

(そういえばイフオアの映像化の話ってどうなったんだろ?)

バックにどっくんとたっちょんがついてくれたので、ようやくちゃんとした振りがDVDに収められるであろうことはちょっと嬉しい。元気が出るLIVEのやつ、たっちょんいなくてむちゃくちゃだったので。

 

着替えVTRはヤスダーで場内大爆笑。いやほんとあれ、家で特典ひとりで見てても爆笑しちゃったから…ドームの大スクリーンで我々は何を見ているのでしょう…。

ヒナちゃんが閉じ込められて曲振りしたんだけど、みんな爆笑してるのに、紹介された曲が「ひびき」。いやいやいや、この空気であのひびき!?…多分、ここはネバネバみたいに公演ごとに結果が変わるパターンなんだろうけど、果たしてひびきにふさわしい曲振りができる人はいるのだろうか。

 

一応後半がダンス…とはいえ、ほとんどシングルからということもあって、そんなに激しい動きの曲はあんまりなかった。あっても、ヤス以外のメンバーもちょっとセーブ気味というか…正直、トロッコでの移動が少ない(多分振動がひどいから乗れないんだろう、特に大型)ことに気づくまでは、ヤスの動きが小さいことが気にならなかったくらいだ。大阪とか東京とか、回復できて踊れるようになればそれはそれでもちろん楽しい。それを狙った構成だったんだろう。

 

ラストは「大阪ロマネスク」。

この歌割に、これからの関ジャニ∞をどうしていくのかが表れていると思った。

 

代わりの人はいない。でも、1人1人がもっと大きくなって、少しずつ分け合って背負っていく。

 

私の勝手な思い込みだけれど、「キングオブ男」で誰もあそこを引き継がなかったこともそうだし、「ここに」の歌割も似たような感じ(ユニゾンが少なくて個人のパートが長い)なので、あながち間違ってもいない気がする。

 

「ここに」は、聴いていてもWANIMAぽいなーと思っていたら本当にWANIMA提供だった。
歌詞そのものにも、今の関ジャニ∞からのメッセージが含まれていると思う。

いい曲もらったなあ。今後の代表曲になるといいな。

 

そんなわけで、

マルも言ってたけれど、不安とか心配とかしていた自分を笑い飛ばしたくなるくらい、最高のライブだった。

人によって感じ方に違いはあるし、なんとも言えないけれど、少なくとも私の歯の違和感は終わるころにはほとんどなくなっていた。彼らは名医だった。

 

5日たった今、久々に自宅で落ち着いたので、最後のクロニクルを見た。

薄情と思われるかもしれないし、まあ自分でも実際そう思ったのだけれど、今の私にはすでにすばるがいる風景が懐かしく思えてしまった。

札幌の前は、前を「向かなければならない」と思っていたのが、今は、自然と前を「向いた」と思えるようになった。…つくづく、WANIMAはいい曲を提供してくれたものだ。我々にとっても今まさに必要な曲なのかもしれない。

多分、これからも、なんかの拍子に思い出してさみしくなることはあるだろう。でも、彼らが前に進む限り、私も前を向く。

 

やあ、6人の関ジャニ∞

これからよろしくね。