袂別
GR8ESTが、足掻いて挑戦する決意を悲壮感とともに示したツアーだったとしたら、十五祭は、これまでを認めた上でクリアにして、区切りをつけたツアーだと感じていた。
8人から始まったことは否定しないし、今でもみんな一緒だけど、あんなに明確に映像やメンバーカラー出してまで表現するのはこれで最後、もうやらないという決意表明なのではないか。そう思いつつ、名古屋しか行かなかった私の十五祭は7月に終わっていた。
終わってみたら、袂を分かった相手は、2人ではなく3人だった。
もう永遠はない、今を楽しまなければと去年気づいたせいなのか、いくら遮断しても噂が漏れ聞こえていたせいなのか、なんとなく活動が少ない時期が続いたせいなのか、私自身は衝撃から立ち直るのは早かった。
すばるが明確に活動を開始しているから、きっと彼もそうなると確信できていることも大きいかもしれない。
もちろん、直後に47都道府県ツアーが発表されたのが最大の起爆剤だった。なので、私が地の底まで沈んでいたのは、発表から動画を見るまでの1時間だけだったかもしれない。
ま、今でもなんとなく低空飛行なのは否めないけれど。
最近、過去の映像をよく見返している。ライブではなくバラエティのもの。
(実は買ってなかったリサイタルのBD版を、クロニクルパート目当てに買ったばっかりだったりして。それがちょうどあの発表の日に届いて、夜にポストあけて、ああ…ってなったけど)
そこにすばるがいても、「それはそれ、今は今」と普通に楽しめている自分がいる。
そもそも去年の私も札幌行ったあとに結構すぐ切り替えられていて、なんかこう…こんなに早く平常運転に戻る自分って薄情なのかなと思ったりもした。飲み込むのに時間がかかる人にはみんな温かいしメンバーも気にかけてくれるけど、当たり前だけど即座に立ち直った人には何もないしね。
でも、何があろうとついていくと、もう決めた。ならば、沈んでる時間は短いほうがいい。それよりも今を全力で楽しもうというのが私の愛し方だから、私はこれでいいのだと開き直った。
だから今回も、私はこれでいい。
次の活動を楽しみにしている。
関ジャニ∞も、渋谷すばるも、錦戸亮も。
言わなければならないことはきっと彼らは(時間がかかるとしても)言うと信じている。
言わないのならば、言いたくないのだ。
開示された情報の量が少ないから、私もあえて何も書かない。知りたいとも思わない。
なので、自分の心境だけを書いた。
どっくんの人生だから、悔いのないようにしてくれたらいい。元気に活動してるのを見せてくれれば十分。
今まで、本当に、ありがとう。
自衛のススメ
ずっとみなさんにおすすめしたかった情報の取捨選択の話。
今だからこそ必要だと思うので、とりあえず書いてみます。
GR8ESTのDVDとBDももちろん買ったし見たんだけどそれはまたの機会として。
ひと昔前と違って、情報量が多すぎるこの時代、自分が見たくない情報まで見てしまってイヤな気分になることって結構ありますよね。
重要なのは「どうやって情報を得るか」ではなく「どうやって不要な情報を遮断するか」だと思います。
いらない情報は見ないに限る。
ものすごくばっさり切り捨てますが、ヲタク活動するのに必要な情報というのは、
・事務所の公式発表
・当人がちゃんと「出ている」(=取材されているだけではない)メディア
この2つしかないと思っています。
スキャンダルが報道されたとしても、事務所や本人がはっきりと発表したもの以外は、そもそも知る必要がない。何かあった時に、ファンでもない人が語るコメントとか、記者が机の上で脳内関係者と語る妄想とかは不要なわけです。
大体、知ってどうなるというのか。他人の秘密を見たいなんて卑しいにもほどがある。
が、ちらりとでも見てしまえば、ただ見ただけで…今ってどんくらいなんだろな?とにかく収入になってしまうわけなので、まずは自分自身が見ないことで少しでも抵抗を示そうという手段の提案です。
ネットニュースからの自衛
いちばん苦労するのが多分コレかと。
私自身もずっと某Yニュースとかでうっかり見てしまって不快になったりしてたんですが、かといってニュース見ないわけにもいかないですしね。
ここでおすすめしたいのがGoogleニュースです。
ニュースの提供元の横の「…」(PC版だと縦のてんてん)をクリックすると、「××の記事を非表示」という項目があります。これをクリックすると、次のロードからはその提供元の記事は二度と表示されません。
不快なニュースを見かけたらかたっぱしからその提供元を遮断していけばいいわけです。まあ、大体もうわかりますよねどこがヤバそうかっての。(あと、いわゆる総合ニュースサイトも提供元になっていますので、そういうとこも遮断をおすすめします)
Googleアカウントが必要ですが、同じアカウントでログインしていれば、PCからの設定でもスマホからの設定でも共通なので、しばらく…そうですね、大体1週間くらい運用してると、くだらないニュースがすべて非表示になってとても快適になります。
大新聞、大手のまともなスポーツ新聞、まともな雑誌が残っていれば、情報源としては十分ですよ!
ただ、これ、その最初の1週間が結構…見出しだけはどうしても目に入ってしまうのでつらいのがね…。でも、今後数年数か月を乗り切るために、ちょっとだけ我慢してみてください。
私は結構前から使っていたので、今はもうほんとキレイです。
時々、新たなくだらん提供元が追加されたりするんですけど、そこはもう心を無にして非表示をぽちっと。
SNSからの自衛
基本、ブログに下品なこと話題にしてる人ってそんなにいないと思うので、主にTwitterからの自衛の話です。
私はリフォロー率が異様に低いです。直近の発言さらっとチェックして、自分とスタイルが違うなと思ったらリフォローしません。自ら変な情報源を増やさないためにも、むやみにフォローすることは控えています。
長年フォローしていた方であっても、「あ、なんかやだな…」と3回思ったら即ミュートです。結構ひどいです。他のアカウントではリアルの友人もばっさりリムーブしたりしてる(つきあい自体は続いていますw)。
自分にとって厄介なのは、スキャンダルとかがあったときに話題にする人、なんですよね…。悪意が全然なくて、むしろ熱意と好意からなのが怖い。「恋愛問題があったけどわたしはずっと○○くんを応援してる★」「○○くんも人間だし恋愛くらいするよね」みたいなやつ。話題にすることそのものが下賤な輩の思うつぼだと思う。だって、見たら調べちゃう人いるでしょ。しかしまぁそういう考え方は自分個人のものであって相手の方のせいではないので、黙ってリムーブするだけ。
まぁ、即座にリムーブまではいかなくとも、ちょっとの間だけミュートしたい、とかいうときに便利なのが公式以外のクライアントです。
PCでは、Webブラウザから使う「Tabtter Free」、iOSからは「feather」(有料版)を使用しています。これはどちらも時限ミュートってのがありまして、「30分だけミュート」「1週間だけミュート」のようなことができます。自分より早くライブに入る人とかを一時的にミュートしたいとかいうときにめちゃくちゃ便利です。ミュートした日から指定の時間が経過すると自動的にミュートを解除してくれます。(ミュートしたまま復帰するの忘れてアレ?みたいなことがあるのよね…私だけか?)
ミュートの内容も、公式だと完璧にミュートされてしまいますが、こういったクライアントの場合は、「メインのTLだけミュートしてリプライは残す」とかもできます。
Androidなら多分Janetterとかが同様の機能を持ってるんじゃないかな?
こういう公式以外のクライアントの他の利点としては、広告がTL上に入らない、いいねも表示されない、ちゃんと時系列で表示される、などなどがあります。
弱点としては、全クライアントに共通ですが、アンケート、モーメント、ユーザーストリームが使えないことです。私はあんまりこのへんは使わないからいいんだけど…。あと、通知も鳴らせないので、公式アプリの通知ONにして、通知が来たらfeatherで見ています。めんどいけどおすすめ。
結局は
長々と方法を書きましたけど、
繰り返して言いますが、重要なのは、「いかにして不要な情報を遮断するか」です。
リアルの知人との会話とか、どうやっても遮断できないものもある。
なので、せめてネットの上だけは、少しでも快適にしたほうがいいよね。
そもそも、ヲタク活動って自分の楽しみのためにやっているのだから、わざわざつらい思いしなくていいのだ。自分の都合のいいことだけ見てていいんです。
お花畑上等!
では、楽しいヲタクライフを。
GR8EST 札幌公演(ネタバレあり)
GR8ESTツアー、初日の札幌公演に行ってきた。
今回は、もともと別件で札幌に行く予定があったため、例の会見の前から札幌に行くことを決めていた。
いくらなんでも札幌第1希望で1枚で外れるわけないだろーと思って飛行機やホテルも予約してしまったのだが、まさかの展開で当たるまではヒヤヒヤしていたものの、無事当選していてほっとした。
そんなわけでその別件があったので、帰京したのが昨日だったわけで、かなり時間のたってからのレポになってしまった。
(今回ばかりはネタバレしないで感想を書くのは不可能に近いので、容赦なく曲名も書きます、ごめんなさい。ネタバレ絶対イヤな方はここらでお引き取りください。)
関ジャムのあと、これからどうなるのか、期待と不安とさみしさと、変な緊張があって1週間あまり眠れないまま当日を迎えた。
飛行機やホテル(のあまりにもすさまじい値段)の都合で当日入りし、心のざわつきはそのまま、開演を待った。
ちょっと押していて、それでもエイトコールはいつもよりもかなり大きかった。多分、私がライブに参加するようになってから最大だったと思う。もっと大きな味スタもあったし、もちろん東京ドームよりも狭いのだが、やはりこの日はみんな特別な思いで迎えていたんだろう。
謎のOPムービーが終わって、メンバーがステージに出てきた。
1曲目、「応答セヨ」。
7人最後のライブで最後に歌った曲から、6人最初のライブが始まった。
去年のオーラスも入っていたので…ああ、あの時はこんなこと思いもしなかった…とちょっと思い出した。
でも、湿っぽいことを思ったのはそれくらいだった。
始まってしまえば、やはりそこには関ジャニ∞がいて、最高に楽しいライブだった。
歌割がどう変わるのかどきどきしていたのだけれど、だんだん期待のほうが大きくなってきて、こうきたかー!とか、やっぱりなー!とか。セットリストも、「NOROSHI」をこんな前半でやる?とか、クロニクルでとっさにできたのはリストに入っていたせいなのかと「Heavenly Psycho」で思ったりとか、まさかやると思っていなかった「BJ」にびっくりしたりとか。どっくんがものすごくがんばってるのはわかったけど、相変わらず曲振りが不器用すぎるのに笑ったり、思いもしなかった曲がバンドに代わっていたり。
そしておそらくほとんどの方が仰天したであろう「ズッコケ男道」。ロマネを除けばズッコケがいちばん大幅に歌割が変更されていたのではなかろうか。大部分がヨコに割り振られていた。単に歌うだけでなく、楽器の後ろから前に出てきて客を煽ったりしていてびっくりした。私がライブにくるようになった時にはすでにヨコはパーカッションの後ろにいるのが常だったので、バンドスタイルなのに前にいるヨコはとても新鮮だった。
このへんまでくると、ああ今回も前半バンドで固めたのかな、まぁヤスの負担考えたらそのほうがマシかな…と思っていたらその通りだった。「LIFE」はさすがにまあ、ぐっときた。こんな前半でやられたらうちらがもたんわとちょっと思ったりもしたけど、ここでやるしかないし。
MC始まってすぐヤスが引っ込んで休憩したのも、みんな普通にバイバーイ!って送りだしていたし、本当に、事実を知っているということはこんなに気の休まることなのか、と思った。知らないでやられたらキツいよな…。知っているからこそ、みんな休め休めって思えるし、ヤス自身もそれに甘えやすいと思う。
MCの内容はあちこちにレポが落ちてるので、ここでは割愛するとして
(ヨコヒナ好きとしてはひえーって思ったよ!それはそれはもう!)
ソロ&ユニットはやると思っていなかった。
8ESTでやったし、十祭でもシャッフルやったからありえなくはなかったけど…しかし3回とも出てくるtornの強さとは。いやまあ十祭はヨコヒナだったけど。なんだかんだみんな好きだしいい曲だしいい振り付け。
ここもヤスが長い時間休めるようにしてるんだろうと思ったけど、ヒナちゃん1人でまたラストで、たまには昔のソロとかやってくれても…と思ったけどKINGだった。私はKING結構好きなんだけど。こないだのイフオアであの曲の替え歌やったせいかなんか歌詞がまざってた気がする。
(そういえばイフオアの映像化の話ってどうなったんだろ?)
バックにどっくんとたっちょんがついてくれたので、ようやくちゃんとした振りがDVDに収められるであろうことはちょっと嬉しい。元気が出るLIVEのやつ、たっちょんいなくてむちゃくちゃだったので。
着替えVTRはヤスダーで場内大爆笑。いやほんとあれ、家で特典ひとりで見てても爆笑しちゃったから…ドームの大スクリーンで我々は何を見ているのでしょう…。
ヒナちゃんが閉じ込められて曲振りしたんだけど、みんな爆笑してるのに、紹介された曲が「ひびき」。いやいやいや、この空気であのひびき!?…多分、ここはネバネバみたいに公演ごとに結果が変わるパターンなんだろうけど、果たしてひびきにふさわしい曲振りができる人はいるのだろうか。
一応後半がダンス…とはいえ、ほとんどシングルからということもあって、そんなに激しい動きの曲はあんまりなかった。あっても、ヤス以外のメンバーもちょっとセーブ気味というか…正直、トロッコでの移動が少ない(多分振動がひどいから乗れないんだろう、特に大型)ことに気づくまでは、ヤスの動きが小さいことが気にならなかったくらいだ。大阪とか東京とか、回復できて踊れるようになればそれはそれでもちろん楽しい。それを狙った構成だったんだろう。
ラストは「大阪ロマネスク」。
この歌割に、これからの関ジャニ∞をどうしていくのかが表れていると思った。
代わりの人はいない。でも、1人1人がもっと大きくなって、少しずつ分け合って背負っていく。
私の勝手な思い込みだけれど、「キングオブ男」で誰もあそこを引き継がなかったこともそうだし、「ここに」の歌割も似たような感じ(ユニゾンが少なくて個人のパートが長い)なので、あながち間違ってもいない気がする。
「ここに」は、聴いていてもWANIMAぽいなーと思っていたら本当にWANIMA提供だった。
歌詞そのものにも、今の関ジャニ∞からのメッセージが含まれていると思う。
いい曲もらったなあ。今後の代表曲になるといいな。
そんなわけで、
マルも言ってたけれど、不安とか心配とかしていた自分を笑い飛ばしたくなるくらい、最高のライブだった。
人によって感じ方に違いはあるし、なんとも言えないけれど、少なくとも私の歯の違和感は終わるころにはほとんどなくなっていた。彼らは名医だった。
5日たった今、久々に自宅で落ち着いたので、最後のクロニクルを見た。
薄情と思われるかもしれないし、まあ自分でも実際そう思ったのだけれど、今の私にはすでにすばるがいる風景が懐かしく思えてしまった。
札幌の前は、前を「向かなければならない」と思っていたのが、今は、自然と前を「向いた」と思えるようになった。…つくづく、WANIMAはいい曲を提供してくれたものだ。我々にとっても今まさに必要な曲なのかもしれない。
多分、これからも、なんかの拍子に思い出してさみしくなることはあるだろう。でも、彼らが前に進む限り、私も前を向く。
やあ、6人の関ジャニ∞。
これからよろしくね。
201807
怒涛の出演ラッシュが、
発表から約3か月。
あのとき、こんなに華々しく送り出してもらえるとはまったく思っていなかった。
契約満了でするっと出て行った人はすばるの他にもいたけれど、いくら冠番組が多いとはいえ、ここまで特集してもらって事務所やめるタレントっているだろうか。
まぁ、昨今は卒業だのなんだのにテレビ局が慣れてるっていうのもあるだろうけど…それにしても、だ。
普通に、ひっそりレギュラー番組から消えて終わりだと思っていた。
他のメンバーや事務所が企画したのか、テレビ局側が食いついたのかわからないけれど、どちらにしろありがたい。やはり何らかの儀式的なものはあったほうが整理がつく。
ラッシュが始まる直前でもなお、私はまだエイトの曲を聴くことができなかった。
クロニクルやペコジャニはともかくとして、音楽系の録画も、関ジャムも、見ることができなかった。
何の歌詞を聴いてもすばるに結び付けてしまいそうで怖かったからだ。
世代の差もあるだろうけれど、私は人前で泣いたり、泣いたことをおおっぴらに言うことを自分に許していないので、なるべく感情を左右するようなことは避けていた。
iPhoneのライブラリに入っていたドリカムを適当に聴いていたのだけれど、「朝がまた来る」とかを聴いてうっかり涙しそうになって、琴線がんがん鳴らしてくる曲ばっかなので、何を聴くにも危険じゃねーかとイヤになったくらいだ。
GR8ESTはもちろん買ってあったけれど、未開封のまま放置していた。
じりじりとラッシュに向かう前に、ヤスの体調に関する発表もあった。
背中と腰が長引いてるんだろくらいに思ってたのに、まさか開頭手術までしていたとは誰が予想しただろうか…だって、俺節もジャムツアーも普通にやってたように見えたし。
すばるのこともあって、ツアーのギリギリまで発表できなかったんだろう、隠していたことを事務所もヤスも謝罪していたけれど、その判断は私は正しかったと思う。だって、4月に発表されてもきっと我々は受け止めきれなかったと思うから。
無理してまで出て欲しくないと言っても聞くはずないのはわかる、まぁ正直今年じゃなければメンバーもスタッフも強引に止めただろう…出るのであれば本当に無理はできるだけしないでほしい…そもそも出るだけでも無茶だろうけど。
その上、あの豪雨だ。
自分が被害にあっていないとはいえ、記憶にないほどの広範囲の被害に言葉を失った。
募金だけはしたけれど、あとは祈ることしかできないのがもどかしい。
どうか、1日でも早く、まずはライフラインが復旧しますように。
そんなわけで、ほとんどのeighterがそうだろうけれど、私も同じくかなりぐちゃぐちゃな精神状態のまま出演ラッシュを迎えた。
すべての番組をリアルタイムで見た。普段ほとんどの番組を録画で確認するだけの私だけれど、今ばかりは生で見て、同時に何かを感じなければならないと思ったからだ。
どの番組でも、「最後の」と銘打って演奏があって…私にとってはかなり予想外だったのだけれど、涙を零すまいと必死に目を見開き、すさまじい形相で歌うすばるの姿があった。
正直、すばるがここまで感情を出すとは思っていなかった。「最後の」といっても本当のラストは関ジャムだし、それまでは淡々と終わるのかなと思っていた。が、自分で決めたことであっても、学ぶことを楽しみにしているのであっても、やはりすばる自身も淋しい気持ちがあるのかと…なんでやめちゃうんだよとかすかに思ったりもしたけれど、歳を食うと、決意と裏腹に感傷的になってしまう気持ちもわかるので、淋しいと感じてくれていることに少し安心したりもした。
そして迎えた、すばる最後の関ジャム。
前半のセッション振り返り、驚いたことに、メンバーが笑うのと同じく笑っている自分がいた。こんな時なのに、やっぱり、彼らの笑顔は自分のエネルギーなんだなと思った。
スカパラとのセッション。スカパラがメジャーデビューした前後に何度かライブにも行ったことがあって、それが今エイトとコラボするっていうのがとても感慨深い…っていう話を本当はブログに書こうとしていたのだけれど、結局それどころじゃなかった。当時からは結構メンバーが変わっているけれど、相変わらず谷中さんはカッコいいし沖さんはステキだった。
エイトのメンバーも、最後という感情はあれどもみんな楽しそうで…こんなしびれるセッションなのに、最初で最後になっちゃうんだな…としんみりしてしまった。
最後、すばると谷中さんが手を合わせたところで1回目の波が来た。
やりきったんだなと思った。
大阪ロマネスクの最後のフェイク。もうここを聴くことはないんだろうと…じわじわと、すばるが最後なんだという実感が湧いてきた。
LIFE。
どっくんの声が途絶えた時、ああやっぱり無理してたんだなと…あんなにすばるが大好きで尊敬していたどっくんが強気なことばっかり書いていたので、大丈夫かなぁと思っていたのだけれど、やっぱり、最後は思いが溢れてしまったんだなと思った。
涙したどっくん。
愛を隠さないマル。
穏やかにほほ笑むヤス。
宣言通り笑顔でいたたっちょん。
こらえきれないヨコ。
普段に徹しようとしたヒナちゃん。
そしてやっぱり、すごい形相のすばる。
最後のすばるの「eighter!」で、こらえていたものが決壊してしまった。
こんなに大好きな7人が、どうして。
ただただ淋しかった。でも、同時に、ちゃんと我々のことも忘れないでいてくれたこと、決して忘れないでいてくれること、おそらく厳しい道になるけれどそれでも行かなければならないと思ったこと、全部理解できた気がした。
成功しなかったら許さないと前回書いた気持ちは変わっていない。だから、いつか必ずまた会えるはず。
でも。
さよなら、関ジャニ∞のすばる。
忘れない。
ようやくGR8ESTを開封した。
すばるの声を聴くのはやっぱりちょっとくるものがある。でも、ライブまでもう数日だ。
今度は、新しい関ジャニ∞を迎える準備をしないと。
ジャムツアーのオーラスに入って、GR8ESTの初日に入れることはとてもラッキーだと思う。ヤスのことも心配であるけれど、今私にできるのはライブを楽しむことだと思うので、行けない人の分まで楽しんでこようと思う。
すばるのこと
熱愛も結婚も、解散も、メンバー同士のドロドロの確執も、…死も、乗り越えてきたけども、脱退というのは初めての経験だ。
こんなにつらいとは。
勝手な思い込みだが、関ジャニ∞から誰かが抜けるなんて思ったこともなかった。
終わりがあるのはもちろん承知していたけれども、それはおそらく誰かの死か、解散だろうと考えていた。
クレイジーキャッツが、ハナ肇が死んだときに初めて解散と宣言したように。
まぁ順番から言ったら自分が死ぬのが最初だろうから、関ジャニ∞に関しては何も考えずついていけばいいと思っていた。
あの7人の誰かが抜けるなんてありえないと勝手に思っていた。
そもそも私が関ジャニ∞のファンになったのは、すばるの声がきっかけだった。
たまたま知人にライブ映像(desire)を見せてもらって、これは生で聴いてみたい、と思って、次のコンサートに連れて行ってもらったのが始まりだった。結果的にヒナちゃんメインで登録はしているけれど、すばるの声がなかったら私はeighterになっていない。
そのすばるが、関ジャニ∞を脱退する。
個人的な考えだけれども、関ジャニ∞が音楽に対して他のグループより力を入れているのは、すばるのためだと思っている。
もちろん、すばる以外にも才能のあるメンバーがたくさんいたというのもあるけれども、それ以上に、あの稀有の声を生かすために…活かすじゃないよ、本当に、「生かす」ために、バンドという形式をとってここまで来たんだと。
でも、音楽中心に傾倒していたからこそ、すばるが自分の道に気づいてしまったことが皮肉というかなんというか。
彼を現実世界につなぎとめるための細い鎖だったものが、旅立たせるための滑走路になってしまった。
ジャニーズ事務所というところは、(スタッフにはどうだか知らんけども)エンターテイメントに対して向上心があるタレントを見捨てるところではない。
仮にすばるが「3年休んで留学したい」と言ってもOKは出ただろうと思う。
その反面、残念なことに、本格的に音楽をやりたいと考えたときに、ジャニーズだということが枷になってしまうのも事実。
世間的には、ジャニーズのタレントだというだけで端から評価の対象外になっているように思う。以前、関ジャムって結局音楽業界が売りたい曲ばっか流してるじゃないかってつぶやいたことあるけれども、その対象にジャニーズは決して入らない。私のようなガチのファンが身近にいる友人ですら、まともな評価はしてくれないのが現実なので、ここはもうきれいごと言っても仕方ない。何をやったって、「ジャニーズにしては」という枕詞が必ずついて回る。
でも、私は、すばるならこの枷ごと次のステージに行ってくれるって信じていた。
それだけの声が、魂が、彼にはあると思っていたから。
今、何十万人もの人が、すばるの脱退で泣いたり悲しんだりしている。
6人のメンバーはもちろん、スタッフ、ファン、すべての人の生活が変わることを覚悟して、すばるは旅立っていくんだろうと思う。
ならば、半端なことしたら、私は許さない。
時間がかかるのは仕方ないけれど、みんなが「これでよかったんだ」と思えるくらいの結果を出してほしい。
それが何なのかはわからないけれど、何かの形が見えてくるまであがいてほしい。
もう、背中を押すというよりは崖から蹴りだすくらいの注文だけれども、これくらいは最後のわがままで言ってもいいんじゃないかな、って思っている。
いや、冷静な自分はそう考えてますよ? いちおう、大人だしさ。
理解はしてるよ。すばるの人生だし、好きなようにやったらいい。
でもさあ、感情的には、心は…納得できるわけないじゃん。
やめてほしくないよ。やっぱり戻ってきますって言ってほしい。ツアーで、ドームの真ん中で叫んでほしい。今年だけじゃなく、来年も、その次も、ずっと。
これまでありがとうなんて、今はまだ言えない。
6人でやっていけないとか思ってるわけじゃないんだ、そこは大丈夫だろうとは思ってるけど、そういうことじゃないんだよ。
7人じゃない関ジャニ∞なんて…すばるの声がないなんて考えたくない。
だけど、残念ながら私に何か変えられるわけでもなく、受け入れようというか、受け入れるしかない。
これから、どうでもいいコメンテーターが騒いだり余計な記事が書かれたり、周りに心無いこと訊かれたり、キツいことがたくさんある。これはもうほんと、いくら遮断しても入ってくる。
とりあえずはここを耐えることが餞になるのかな…
ツアーが始まって、6人の関ジャニ∞を初めて見たときに、また何か感じるものがあるんだろう。そこまでは、この気持ちを引きずっていくしかないなと思ってる。
昨日の今日できれいごと言えるほど私は優しくない。
あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。遅い。もう13日やで。
いやー…7か月ぶりですか。
ジレッタくらいで止まってしまってますね。こんなにたくさんいろんなことがあった2017年だというのにひどい。
ぶっちゃけ、蜘蛛女のキスの衝撃がすごすぎて、ものすごく暑苦しいレビューが今でも下書きに入ったままなのですが、どう書いたらいいのかわからなくて、それで止まってしまったという。
そのあと、親族が亡くなったり引っ越したり上司が倒れたり家族が病気になったりなんだり、エイトに関係ないことでもあまりにも忙しくて更新していませんでした。
幸いなことに、エイタメオーラスから始まり、イフオア、ジレッタ、蜘蛛女、俺節、ジャムとすべてのチャンスに1回以上ずつ入ることができまして、おまけにスパイダーマンの試写会にも当たったので、eighterとしても密度の濃い1年でした。
常時1人で行動する私にとっては、Twitterでつぶやいたり、みなさんのブログを拝見することが、さらに楽しい1年になった理由でもあります。
あんまり積極的にこちらからコメントしにいったりしていませんが、みなさまには本当に感謝しております。ありがとうございます。
例年、12月~2月はつかまらないことで有名な私なのですが、今年はエイトのツアーがないので、わりと余裕のある日々を過ごしております。イフオアも遅いしね。
しかし、やっぱこう…さみしいですね、ライブがないの。
本人たちもさみしがってくれているようですが、大河もあるし当分は7人そろっての仕事はレギュラー番組だけになるのかなあ。
まだ正月編成の名残でクロニクルや関ジャムがないから、余計さみしい気がしてしまう。
とりあえずは3/7のDVD発売が楽しみですね~。イフオアもFC枠で1日確定したので嬉しい。それまではまぁまったりいきますかね…
みなさんのブログとかで見た楽曲大賞っていうのもおもしろそうなので、ちょっと覗いてみようかな。あとコスメの話とか。おばちゃんのコスメ書いてもあれかもしんないけど。
そんなわけで、忘れた頃に更新される通り雨のようなブログですが、今年もよろしくお願いいたします。
当落とかメトロックとか蜘蛛女とか
最初に書きますが蜘蛛女のネタバレはしませんのでご安心ください!
前回のジレッタ記事はさすがに早すぎたと反省しています!
あれ以来のあれこれを、とりとめもなく振り返る記事です。
ジャム、楽しみすぎますね!
まだ1ヶ月近くありますけど、楽曲だけでもわくわくしてたところへあの特典。
撮りあいメイキングの破壊力たるや…
で、この記事をダラダラ何日もかけて編集してたら、もう1曲追加されて、しかもユニットが三馬鹿+年下って発表されてしまった。うわーなんだこれ!
私の心境は
今このタイミングでこのユニット分けとは…どうしたんだインフィニティがeighterにやさしい
— たまり (@tamarii_8) 2017年5月31日
こんなん。
去年の今頃は元気が出るLIVEのDVDの内容で怨嗟の声を撒き散らしていたのがウソのようです(笑)
何より、ヒナちゃんがKING以外のユニットにも参加するのがありがたい。
でも、すばるがおととしはヒナちゃん、去年はヨコと組んだばかりだから、正直、今年は三馬鹿はありえないと思ってた。嬉しい予想ハズレですね。
ツアーの申し込みは、悩んだ末に大阪の金曜土曜にしていました。
今回は東京が後半で、そこまで我慢できないしなーってことで、オーラスあきらめて大阪にしてたのです。で、今まで書いたことなかった第2希望に、シャレでオーラス書いといたんですよ、当たるわけないしと思って。もう片方の第2は東京に。
そしたらなんと大阪は全滅でオーラスと東京が当たりまして。まさか1つの名義で両方第2希望とは!
慌てて福岡の手配したのですが、さすがに土曜はもう宿が難しくて、当日入りになってしまいました…大阪ですら当日入りしたことないのに!w 台風シーズンだし不安でしょがないです。
まあ、せっかくなんでゆっくり福岡観光してくるつもりです。1人だけどな。
メトロックは…今の関ジャニ∞なら問題なかろうと、何の心配もしていませんでした。
数年前なら超心配してたでしょうけど、関ジャムで確実にうまくなってきたのわかるし、 フェスの参加者だって鬼じゃあるまいし、受け入れられないはずがないと。
今後もこういうことはきっと何度もある、でも彼らはもう大丈夫。
だからみんな、フェス当日にTwitterで公式タグを埋め尽くしちゃうのはもうやめよう?w 他のバンドのファンの方はナニゴトかと思ったろうな…(笑) 当日じゃなきゃ別にいいと思うけどね。
ジレッタの記事でも書きましたが、蜘蛛女も取ってなかったんですけど、運良く当日券を勝ち取ったので初日に行ってきました。
グローブ座の当日券かけ続けて5年になりますけど、初日に取れたのは初めて。かなりの枚数あったみたい。少なくともイフオアであんな番号(50番以上あった)は見たことありません。
蜘蛛女に関しては、当日券はマジで見えにくいことは覚悟して申し込まないとだめかも。グローブ座はああいう芝居だと、天井や横はセリフも聴こえにくいです。私は2F最前端でしたが、結構見えない・聞こえないシーンありました。でもS席料金ていう。
内容については冒頭に述べたとおり、ほいほい書いていいもんでもなさそうなので、全公演終了後にあらためて。すでに下書きにはしてありますが、自分の感想のあまりの長さと重苦しさにどうしたもんかなって思っています…
んでもって俺節も以下同文なのですが、お声かけていただいて入ることになりまして。
赤坂なんてラーメン食べる以外の目的で行くの何年振りだろ…w
(担々麺で有名な店があるのです)
結局1枚も取ってなかったのに3つとも見に行くっていう。幸運に感謝しつつ行ってまいりますよー。